神戸FC・岩波拓也選手の壮行会
15日金曜日の夜、神戸磯上のKR&ACのホールで、神戸FC(フットボールクラブ)によるオリンピック代表の岩波拓也選手の壮行会に出席しました。
1963年、つまり東京オリンピックの前の年にスタートした兵庫サッカー友の会が1970年に神戸FCとなったのですが、その神戸FCで少年期を過ごした少年からリオデジャネイロ・オリンピックの日本代表が生まれたのです。クラブ発足のときの理事であった仲間は去り、いまでは私ひとりです。
神戸からは多くの日本代表が育ち、輝かしい実績を残しましたが、オリンピックの本番でプレーするとなると多くはありません。それだけに神戸で生まれ育ち、神戸FCでボールを蹴った岩波選手の五輪出場はクラブの会員にとって、とてもうれしいこと。会場は100人の出席者でいっぱいになりました。
クラブの少年会員(ボーイズ)たちの岩波選手に対するさまざまな質問もあり、新聞各紙の記者の取材もありで、2時間の壮行会はあっという間に過ぎました。
岩波選手は小学生のころから神戸市の選抜となり、ヴィッセルのユースからヴィッセルのプロとなり、オリンピックの日本代表となりました。ポジションはCDFで身長186センチ、ボールテクニックが確かで、日本の守りの柱となっています。壮行会での多くの会員からの質問や、かつてのコーチたちからの激励に対しての受け答えも丁寧で、誠実な人柄があらわれていました。
いまのサッカー界ではオリンピックはワールドカップよりも格下の大会とみる風潮がありますが、オリンピックはなんといってもオリンピックで、特に日本では全国民が注目するもの。リオデジャネイロでの日本代表の試合ぶりは日本サッカーの今後にとってもとても重要なものとなるはずです。岩波選手の顔を見ながら、彼がその大切な舞台でいいプレーをして、レベルアップしてほしいと心から願いました。
Photo By H.Kato
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