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サンテレビの特番 皆さんありがとう

2014/11/10(月)

――11月9日夜8時のサンテレビジョンの番組で賀川さんの半生記の放送がありました。「開局45周年記念番組 日本のサッカー発祥地は神戸だ」という題名で、カネカPRESENTSとありましたね

賀川:今年4月末に神戸の中央図書館の一室に「神戸賀川サッカー文庫」が設けられて、私の図書のうち目録分類のできた3500冊を本棚に並べ、来館者が閲覧できるようになりました。火、木、土の3日間、午後1時半から5時半までと、開館日も時間もまだ少ないのですが、徐々に訪問者も増えてきました。

――そのサッカーの街、神戸市にとってひとつのエポックではあります。その賀川文庫の主が90歳になろうという歳にブラジルワールドカップの取材に出かけるというのがニュースになり、そういうところからサンテレビジョンが番組を思い立った?

賀川:タイガース放送の実績あるサンテレビはもともとスポーツに熱心なプロデューサーもいて、私がサンケイスポーツにいたころから付き合いもありました。そうした古い仲間のよしみで作ってやろうということになったのでしょう。

――とてもよかったという声が、番組を見た人たちから寄せられています

賀川:私自身は声の通りもよくないし、90歳のしわだらけの顔を画面にさらすのは、見る人に不快感を与えるのじゃないか、と心配していたのですが、プロフェッショナルの人たちのカメラワークや音声の調整でなんとか50分見てもらえたようです。

――かつて賀川さんのところで、秘書役をしていた根本さんから「50分では語りつくせませんが、よくまとまっていました。賀川さんもダンディに映っていました」とのメールがありましたよ

賀川:見てくれていたことがありがたいことです。ダンディは身内のひいき目でしょうが…。これまでは自分の作っている新聞紙上(スポーツも含めて)書き続け、また気心の知った長い付き合いの雑誌社での連載を書かせてもらっていたのが、10月に東邦出版から著書を出してもらいました。「90歳の昔話ではない 古今東西サッカークロニクル」というのですが、この時にも書物を一冊世に出すということは、毎日の新聞の中でのスペースをもらってものを書くのとはまた別の「小さくてもひとつの活字文化としての集積」なんだなと思いました。テレビでも、こうした番組は映像文化に携わる人たちの努力の結集によってできていることを改めて感じたものです。

――もちろん視聴者の方々から見ればご不満もあるかもしれませんが、とりあえず50分番組が出来上がり、放映されたので、周囲の皆さんも喜んでいます。この番組がまた皆さんのサッカー論の叩き台になってほしいと思っています。

賀川:秋が深まり、リーガエスパニョーラをはじめ欧州の試合がいよいよ佳境に入っています。サムライブルーも11月にまた2試合を戦います。このページでまた私もサッカー談義に加わりたいと思っていますが、とりあえず今回はテレビ番組の放映についての御礼ということに。

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エリアが違うので、見られません。残念。

投稿: 蹴球亭 | 2014年11月11日 (火) 20時33分

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