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2014FIFAワールドカップブラジル アジア最終予選 ヨルダン代表戦 下

2012/06/10(日)

(承前)

――31分の3点目はこれも遠藤が右のオープンスペースへ振ったボールを岡崎がひとつ内側にかわして左足シュートし、DFに当たってファーポストにボールが流れ、そこに本田がつめていて押し込んだ。35分の4点目は香川でした。

賀川:これは右から攻め込んだ後、ゴール正面エリアぎりぎりで、内田からパスをもらった香川が右足のシュートを決めたのだが、ぼくは内田→香川のパスの前の日本のカウンターに日本の伝統の労を惜しまないすばらしさを見た気がしましたよ。

――攻撃の発端は

賀川:中盤でボールの奪い合いがあって、ヨルダンのハイルが右タッチぞいにドリブルしたのを香川が追って長友と協力して左コーナー近くでボールを奪って、そこからの香川のドリブルで日本の攻撃が始まったのですよ。
(1)香川は自陣のペナルティエリア左角あたりまで持ち上がって遠藤に渡し
(2)右へ振って内田へ
(3)内田がドリブルで一気にハーフウェイラインを越え右タッチ際の岡崎へ
(4)岡崎はドリブルし相手DFにからまれながら外の内田へパス
(5)内田はキープの後、内側後方の本田へ
(6)本田は左足アウトのダイレクトパスを右サイドの深いところへ送り
(7)長谷部がゴールラインぎりぎりからクロスを上げる
(8)ニアで岡崎が競り高く上がったボールを
(9)前田とGKアメル・シャフィが競って
(10)アメル・シャフィが叩いたボールを
(11)エリア内に入っていた内田が拾って中央の香川にパス
(12)香川がエリアぎりぎりからシュートし、ボールはゴール左隅へ。ゴールカバーに入っていたDFが足を伸ばしたが防げなかった。

――ひとつひとつのプレーの結果になるわけですが、自陣のコーナー近くからの攻撃開始というところが、まさに現代のサッカーですね。

賀川:セレッソの賀川の先輩、森島寛晃の大きな動きを思い出したね。

――後半8分にPKで本田、44分にCKから栗原勇蔵がヘディングで決めた

賀川:栗原は吉田の故障で交代で入った。彼にはいい経験だが、吉田の故障はこのあとチームにも本人にも心配なことですよ。栗原のヘディングはファーポストだった。遠藤がショートコーナーにして長友が右足で蹴ったところにこのCKの面白さがあるでしょう。本田のPKは前田がペナルティエリアで仕掛けてファウルされたもので、本田が譲り受けてハットトリックとなった。

――大量点ですが、不満は?

賀川:相手のコンディションがどうだったのか。もちろんシュートにも攻めの構成にも注文もあるが、今のこのチームは監督さん、選手たちの工夫でどんどん積み上げていけるから見ていて期待は高まりますよ。オーストラリア戦で何を見せてくれるか楽しみですよ。

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