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日本代表、2月4戦シリーズの不成績(上)

2010/02/18(木)

――楽しみにしていた日本代表の2月4連戦シリーズが、1勝2分け1敗……。キリンチャレンジカップのベネズエラ戦(0-0)を別にしても、3試合は東アジア選手権決勝大会という公式試合。開催国日本は優勝を狙うハズなのに、対中国0-0、対香港3-0、対韓国1-3とサッパリでした。

賀川:選手たちと監督も手厳しい批判にさらされるだろう。多くのファンの期待を裏切ったのだからね。

――さっそく、監督交代論が出ました。専門誌などでも強い調子で言っていますよ。

賀川:今度の不成績にはいろいろな見方があるだろうが、選手たちは何を感じているだろうか……。

――選手の体調も良くないうえに、何だか気迫が乏しい感じでした。

賀川:キリンチャレンジで、遠来のベネズエラの方が元気だったのに驚いた。中3日で対戦した中国でも、もう一息だった。日本代表というのは全員が揃って、しかも体調を整え、気合が入ってこそのチーム。それがなければ売り物にならない。

――そういうときこそ、監督・コーチ陣の指導がモノを言うのでしょう。

賀川:『馬が水を飲むかどうかは馬の問題』という諺がある。馬を水飲み場へ連れてはゆけるがネ――ということだ。

――そう言ってしまえばそうですが……

賀川:今度の日本代表の試合ぶりを見て、あらためて、昨年のJリーグの終盤の大熱戦を思い出した。開幕当初からACLに4チームが出場し、リーグとカップ戦があり、そのうえワールドカップの予選を戦った。そして、予選突破の安心感もあったのだろう。リーグ戦終了後の休養期間をどのように過ごしたのか。

――休みの間、選手がどんな生活をしていたか、どのような疲れの取り方をして、そのあと、体と気力を2月のこの連戦に向けて盛り上げてきたか、ですね。

賀川:おそらく指示は出ていたハズだが、それぞれの行動をマイクロチップを埋めて観察しているわけじゃないだろうからネ。ボクは昨年の疲れが予想外に大きかったのだろうと見ている。

――だからといって、プロ選手ならピッチに立って相手の顔を見ればもう少しやれそうに思いますが……

賀川:いまの日本代表は、中国にも香港にもとてもいい目標ですヨ。ビデオという材料もあるし、日本選手一人ひとりについて調査し、研究し、チーム戦術を理解して対応等をとる。それでいい試合をすれば、それぞれの国の選手たちにはとてもいい励みになるし、サッカー界全体の励みにもなる。

――韓国は伝統的に日本に負けたくないと思っていますしね。

賀川:監督にとっても選手にとっても、日本戦で勝つか負けるかで評価も違ってくる。そして日本のやり方もよく知っている。

――それなのにこちらは「ボツボツいこか~」という調子だった。

賀川:まさか、それほどでもないだろうが、どこかに緩みか、あるいは試合に倦(う)んでいたかも……。


【つづく】

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