Jリーグ入場者1億人突破おめでとう!
――Jリーグの通算入場者数が、3月22日で1億人を超えましたね。まずはおめでとうということでしょう。
賀川:3月14、15日のJ1、J2各第2節までの入場者数が9994万2105人となっていた。これに3月17日のACL(アジアチャンピオンズリーグ)の名古屋対北京国安(中国)、鹿島対上海申花(中国)の観客数(13,749)を加えると9995万5854人。したがって第3節の前には1億人までに4万4千人余(4万4146人)となっていた。
――ACLも勘定するのですね。
賀川:日本にプロフェッショナルがスタートして正式に試合をしたのは92年、Jリーグ開幕の前の年にJリーグカップを始めた。そこから勧請して、プロのJ加盟チームの公式試合の入場者数をカウントした。J1リーグは17シーズン目、J2リーグは11シーズン目を現在行なっているが、カップ戦もそうだ。
※Jリーグ発表の1億突破の数字の内訳はこちら
最初、10チームでスタートしたJリーグが、いまやJ1が18、J2も18になった。J1は一昨年が1試合平均1万9,081人、昨年が1万9,278人と増加傾向にあり、ことしは第2節までの18試合で合計39万649人、平均2万2,703人となっている。
――関西も少し賑やかになってきましたね。
賀川:ガンバ大阪がいいサッカーを展開して勝っていること、そのガンバを第3節で京都サンガが破ったように、京都や神戸がようやくチームづくりの基礎が固まり始めたこともあり、入場者数も伸びてくるでしょう。
一番大きな器(うつわ)を持っているセレッソ大阪がJ2にいて、客数はそれほど多くはないが、香川真司や乾貴士といった若いスターもいるし、ともかく開幕3連勝でJ2のトップグループを走っている。連勝すればメディアの関心も強くなり、評判になって入場者数も増えるハズですヨ。実際、3連勝の次の日の朝日新聞のスポーツ欄で2段の見出しがついていた。
そうそう、観客動員の増加にはクラブの努力とテレビ放送も大きい。今年はACLの放映をテレビ朝日のBSで見られる。JリーグのNHK BSをはじめテレビ各局の放送も大きなバックアップですヨ。
――しんどいニュースの多いなかで、スポーツぐらいは明るい話題がほしいですよね。
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