Jリーグが始まり、土曜・日曜が忙しくなりました。
関西の4チームのうち、J1はガンバとヴィッセル。そしてJ2に京都サンガとセレッソ。それぞれ気になるところですが、ガンバはいまJのなかで最も得点
するコツを知っているチーム。いま風に言うなら「攻撃のコンセプトが固まっている」とか「全員がゴールへの共通のイマジネーションを持っている」となるの
でしょう。
したがって、ゲームは安心して見ていられるし、また、ゲーム中に「やっぱり!」と手を叩く思いの楽しさもあります。
シジクレイが入って守備の軸がしっかりしたことが、このチームの強化効果の第1章でしたが、その彼は今年も元気なようです。
ヴィッセルは、リーグ戦ここまで1勝1分け1敗。大久保嘉人が横浜F・マリノス戦(4-1)で2ゴールを挙げました。この試合を欠場した三浦淳宏のポジ
ションに入ったのがうまくいった――ということですが、もともと彼は広く動くことで特徴の出せるプレーヤー。前で使ってゴールに背を向けるプレーよりも、
あちこち動いてプレーする方がトクな選手なのです。
国見高校を出て2001年にセレッソに入り、スペインでの生活を含めてプロ生活も今年で7年目――この6月9日の誕生日で満25歳。まさに正念場のシーズンと言えるでしょう。
おとといの日曜日には、J2で3連敗していたセレッソが同じ降格組の京都サンガに3-2で勝ち、初勝利しました。
セレッソでは森島康仁(デカモリシ)の大きさと強引さ、苔口卓也の早さが、守りの面でも攻めの面でも効果的でした。19歳と21歳の若い2人のアタッカーの成長を見るのが、これからの私の楽しみのひとつとなります。
全試合を見にはゆけないため、一部についてはスカイパーフェクトのビデオで見ることになりました。それぞれのホームチームに肩入れする画面はよく工夫し てあり、解説者もそのホームチームの関係者が多く、コメントもしっかりしたもの。テレビもまた進化したものだなと感じています。
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