9月26日(日) 神戸での全国選抜フットサル大会
◆神戸のグリーンアリーナでの第20回全国選抜フットサル大会の決勝を観戦。第1回から15回まで沼津の市民体育館で行なわれ、第16回は北海道だったが、第17回から、ユニバー記念競技場に近い、ここグリーンアリーナが会場となり、今回が4回目となる。各都道府県代表の選抜チームによる大会で、9地域から1チームずつと、関東、関西がさらに1チームずつ。開催地・兵庫県から1チーム。合計12チームの参加で、昨年、一昨年は、大阪府選抜対東京都選抜による決勝が続いたが、今年は静岡選抜が決勝に残り、東京を倒して初優勝した。
◆ミニ・サッカー、室内サッカー、あるいはサロン・フットボールなどの名で世界各地で行なわれていた室内5人制のサッカーの競技規則の改正にFIFA(国際サッカー連盟)が乗り出し、また名称も「フットサル」と変更した1994年ごろから、日本でも普及が進んだ。
【少年のころの中突堤の蹴球とフットサル】
◆この少人数のサッカーは、私が少年時代にやっていた狭い露地(ろじ=人家の間の狭い道。関西の方言?)や、休日の中突堤での2〜3人での蹴球ゴッコ(軟式テニスのゴムマリを使っていた)と通じるものがあり、セルジオ越後がブラジルからサロン・フットボールの導入を図っていたころから、別の遊びとしても、あるいはサッカーの技術力アップの面からも、とても興味があった。
◆FIFAが公式のものとし、世界各地でまちまちの名称だったのをフットサルと決め、ワールドカップまで開催するようになって、日本でも、ずいぶん盛んになった。この日の試合でも、なかなか技術を見せてもらったが、こうしたトップレベルとともに、手軽さという点で、もっと盛んになってほしいと思う。
◆ 会場では日本協会(JFA)の榮隆男・フットサル委員長や、かつて日本代表の監督を務めたマリーニョ、この地域のフットサルの先駆者でもあり主(ぬし)でもある大阪協会の吉川元章、兵庫協会の中桐俊男の各氏にも会えた。この人たちのこれまでの努力はたいへんなもの。この大会が今の形とレベルになるのに20 年の歳月を重ねている。
◆国際的には、日本代表はまだアジアで優勝というところまでに到らぬようだが、この少人数の遊びでボールを足で扱う楽しみをもっと多くの人が知ることで、フットサルも、サッカーも、レベルアップしてゆくハズだ。
◆2002年ワールドカップで大活躍したロナウドのトウキックシュートや、ソールを使うトラップなどのプレーにフットサルで培われた技術を見た人も多い。
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