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片言隻句創刊にあたり

2002/10/14(月)

 日本にとっての長い間のユメであった2002年ワールドカップ開催が終わって3ヶ月、サッカー界の歩みは、休むことなく進んでいます。
 ヨーロッパでは、すでにビッグファイブをはじめとする各国リーグが序盤から中盤へはいろうとし、チャンピオンズ・リーグはグループリーグがたけなわです。
 日本代表もまたジーコ監督のもとに、新しいスタートを切り、その第1戦が10月16日、ジャマイカを迎えてのキリンチャレンジ・カップ2002として国立競技場で行なわれます。J1の磐田を追う争いは面白く、J2での昇格争いは終盤になってますます緊迫しています。
 まことに、サッカー界の展開は驚くほど変化に富み多種多様ですが、こうしたサッカーの動きや試合や個々のプレーについて、私が"気ままに"とりあげて、おしゃべりしてみたい。
 そんなことから、賀川浩の「片言隻句」(へんげんせっく)をはじめたいと考えました。漢字で固くみえる題ですが、つまりは「ひとこと」です。
 雑誌などでの連載と違って、あちこちへ話しはとぶことになりそうですが、あとで集めて分別すれば、あるいは、共通のサムシングがあるかも知れません。も ちろん現在週刊サッカーマガジンに連載(隔週)の「2002年ワールドカップの旅」と、この随筆ともいえる片言隻句は、兄弟のようなもので、両方を見てい ただければ、まことにうれしいことです。
 そうそう、この欄をはじめるにあたってお願いがあります。サッカーにかかわることなら、なんでも質問をお寄せください。
 つい最近もある編集者から「サッカーはなぜ11人同士でするのですか」という問いがありました。質問を頂くことで、私の頭にあるものを描き出せれば有難い。もし解けぬ問題であれば、もっと詳しい人に聞いてみます。

 片言隻句は、いわばサロンでの気さくなおしゃべり会というところです。

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